2003年に北本市議会議員に当選して以来、北本駅での駅立ちは16年、議会報告会は50回以上を継続して行なってきました。
市民の皆さまに直接語りかける、市民の皆さまから直接聴く、という一貫した姿勢で市議会議員を務めてまいりました。
27日月曜日の朝、6時から駅立ち。「おめでとう」と声をかけていただきました。10時から、支援者への報告。
同じ時刻に「当選証書」授与式。今回の選挙を私と一心同体で運動してくれた息子に行っていただきました。
工藤日出夫は、プロフィールにあるように、生涯学習によるまちづくり、地方振興・地方自治の専門家として全国的に活動し、まちづくり計画に参加してきました。
北本市においても、「青少年の育成」や「生涯学習市民大学の開設」「観光の振興」に、市民を巻き込み実践的に取り組んできました。
秋の風物詩である「北本ねぶた」は、工藤の企画・プロデュースです。工藤日出夫のまちづく
りの力量は折り紙付です。
2023年4月23日執行された北本市議会議員選挙で6期目の当選をしました。この間、私のこれまでの政治(議会)活動にご理解いただき、ご支援のたまものと深く感謝申し上げます。
今後は初心に戻り、北本市の課題である「少子高齢社会を乗り切る」政治の責任を果たすよう渾身の力で取り組みます。
議会レポートの発行と議会報告会の開催はこれまで同様に続けてまいります。
上図をご覧ください。北本市の人口動態(年代別比率)です。
1970年には、0歳から14歳までの子ども率は28.3%、15歳から64歳までの現役世代は68%、65歳以上の高齢化率は3.7%です。
50年後の2022年には、子ども率は9.8%で△18.5%。現役世代は58.4%で△9.6%、高齢化率は31.8%(前期高齢者15.4%、後期高齢者16.4%)で28.1%増加です。
7年後の2030年には、子ども率が8.4%、高齢化率が36.9%と「超少子化・超高齢化社会」が現実の問題になります。人口も6万人を割り込む予測です。
●この人口動態を変えることは、地方自治体の努力には限界があり、国策としての“異次元”の少子化対策を早急に実施しなければなりません。まさに政治の課題です。さて少子化対策と共に、北本市が直面するのは「超高齢化」対策です。
市内の医療資源である大学病院の機能を拡充し、地域のクリニック等との相互関係を強化させ小児から高齢者の健康と高等医療を整備することが医療福祉行政の責務です。
議会から市に提言します。地域医療を守る条例の制定も…。
ひとり暮らしの高齢者と老老世帯が増加しています。住み慣れた我が家で安全・安心に暮らし続けられる「コミュニティケア」のシステム化を市に働きかけます。
2023年 “希望が跳ね飛躍する” 卯年となりました。
私は、一昨年の5月に議長に就任し7回の定例会を終えました。この間、コロナ禍での議会運営は、感染拡大時には日程の変更など、市民の皆さんのご理解と議員各位そして事務局職員の協力で議事機関としての責務を滞りなく果たせました。感謝申し上げます。
北本市は令和3年(2021年)11月に市制施行50年を迎え、昨年11月に一年遅れの記念式典をしました。
ご案内のように、北本市は昭和46年(1971年)に市に移行しました。当時の人口は約32,000人で平成17年(2005年)の70,719人をピークにその後人口減少が続き、令和4年(2022年)12月 65,811人と約4,300人減少しました。
次の25年(2047年)に向け、現在進行している少子化・高齢化・人口減少化をどう認識し、適時的確に対応できる持続可能な「新しいまちづくりのビジョン(戦略)」を構想しつつ、市民と協働で実行できるかが政治のガバナンスと考えます。
21世紀型へ再起動させるスタートが「卯年」の今年です。特に政治の覚悟が問われます。