会派・市民の力 機関紙 第20号(2017年8月)

現王園市長立ち止まって考えなおせ ! 禍根を残すな !

地代下げろ ? 免除しろ ? 断れ ! 〜 駐車場廃止決めたら、ホテル業者強気に !

契約を焦るな ! 相手の術中にはまるな !

7月12日の臨時議会で逆転可決した北本駅東口駐車場廃止。

 

利用者年間延べ11万5千件の市民に犠牲を強い、悲願(市民ではない。現王園市長か…)のビジネスホテルの誘致ですが、いよいよ契約締結の交渉で、一転ホテル進出業者は強気に転じたようです。

 

まず、申請時での条件であった、地代年間400万円を引き下げろ、建設期間中の1年半は地代(600万円)を免除しろと言い出したようです。市の契約担当は抵抗しているが、「欲しい。欲しい」と懇願している現王園市長ですから、それぐらいならと妥協する可能性があります。

 

市民の損害は底なしです。

 

言わんこっちゃない。駐車場廃止が決まり一転強気に。

市民の損失を市は補償するのか

市民の皆さん、この廃止する駐車場は、年間9万5千件の利用者が30分以内の無料利用者です。

 

すなわち「駅への送迎」や「銀行や買い物」等で利用しています。駐車場の入り口には、北本駅長が「駅の送迎にご利用ください」と看板を出しています。

これを単純に30分100円の市民サービスと換算すれば、市民の逸失利益は1千万円になります。

 

市民に新たに1千万円の負担を強いて作る5台分の駐車場、そのうえ市民の財産をこのような安価で貸したら、市民の損失を、市は補償するのであろうか。

 

この条件をのむと、次々と要求がエスカレートする可能性があります。営業成績が振るわないと、さらに地代の引き下げを、または補助金の交付を要求してくる可能性が考えられます。

 

もう断れ!

 


ビジネスホテルでは地域の活性化は無理

今回建設されるホテルは、シティホテルではありません。普通のビジネスホテルです。

 

シティホテルのように、しゃれたレストランや、ショッピングが楽しめるお店が設置されるわけではありません。もちろん結婚式などができるような宴会場はありません。

 

夕方から夜にかけてチェックイン、朝の7時頃にチェックアウトする、ビジネスホテルです。その数、50人から60人程度です。

 

賑わいにも貢献しないし、地域経済の振興も限定的で期待は持てません。

 

市長は、宿泊者が街でお金を使い、地域の経済が循環されると言いますが、政治音痴、経済無知としか言いようがない。

次々と財政負担が市民を襲う

今担当課では、「市民生活に支障が出会いよう、トイレ・駐車場を土地を買ってでも整備しろ」との議会からの付帯決議が可決した為、仮設トイレの検討を始めています。

 

仮設でも、作業場に有るようなものでなく、水洗で障がい者用も必要です。

 

5台の駐車場に千数百万円の財源を使います。

 

仮設トイレは1千万円越え。

 

その後本設トイレに約3千万円。

 

駐車場の土地購入すれば1億円越え。

 

財政が厳しいといいつつ、こういう状況で市長大丈夫ですか。駐車場を利用している市民に我慢を強い、ホテル業者の要求を受け入れる。本末転倒の市政運営です。

 

市民の皆さんも「断れ!」と声を上げてください。

 


年間11万5千台が利用する北本駅東口駐車場 ホテル建設で廃止 !!

公有地は市民生活優先 ! ホテルは民地に

会派市民の力の会報第19号や工藤のブログ(http://blog.goo.ne.jp/siminnotikara)、FaceBook(https://www.facebook.com/hideo.kudo.1)へ、書き込みとコメントが次々と寄せられています。


私の住んでいる北本市では、駅東口駐車場を廃止して、その土地をホテルに貸与しようという市長提案が問題になっている。

 

この駐車場は平成10年に、市が当時の国鉄から購入し、同年12月に駅前の交通混雑緩和のため暫定的に駅前駐車場として使用を開始した。当時駅東口周辺は区画整理事業実施中であったが、平成13年に現在の駅前広場が完成し、この時暫定駐車場は23台から28台に拡張する工事がなされ今日に至っている。

 

東・西口市営駐車場ともに、駐車開始より30分は無料と言う便利さもあって、市民の家族などの通学や職場への送迎に利用され、昨年1年間の駐車台数は、東口駐車場のみで11万5千台(1日平均315台回転数11.25倍)にもなる盛況振りである。

 

市民は駐車場失い、駅前の混雑に直面

 

上に述べたように、現在の駅東口広場を作成した時、広場の中に十分な駐車場を確保することが出来なくて広場に隣接していた暫定の駐車場を増設して広場全体の順調な交通を守ってきたのである。

 

市のトップや議員の中にも暫定駐車場だから廃止も問題ないという意見のあるやに聞くが、20年近く駐車場として使用し続けた駐車場は、暫定とは言えない物であろう。

 

この駐車場の中には、男女と身障者が利用できるトイレが併設されている。駐車場と共に廃止されることになるが、北本駅の東口側にはトイレがなく、このトイレは東口広場を発着するバスの利用者や、東口の商店や施設を利用している市民が利用しているトイレであり、すでに利用者の間からトイレの存続を望む声がある。

 

議論のすり替え、議案はホテル建設でない

 

駅前駐車場を廃止してその跡地にホテルを建てることの問題点について、議会審議なしで市がホテル業者と基本協定を結んだり、土地の貸借契約を結ぶことに危うさを感じます。

 

昨年12月議会に、駅前駐車場の土地を所有する土地開発公社よりその土地を買い戻す案を提案し、議会は賛成10反対9の僅差でこれを承認しました。因みに北本議会の議員数は20名、うち1名は議長となり議決には参加しないので19名の議員の賛否により議決か否決が決まります。

 

この時の議案はホテル業者に貸与を目的としていますが、ホテル建設を議案としたものではなく、あくまでも土地の買取を議案としているため、ホテルに貸与することの是非は主題とはならず論じられていないのです。

 

賛成する議員は、駐車場廃止後の混乱の解決は行政の責任としているのですが、本来の議員のあり方とすれば、混乱を回避する市の計画は充分であるかどうかを、検証するのが市民ファーストです。

 

市は、6月2日にホテル業者と基本協定を締結し6月議会に駅東口駐車場の廃止と駐車台数4台の代替駐車場設置を内容とする駐車場条例改正案を提案し、議会は賛成9反対10で否決した。

 

驚いた市は、7月に臨時議会の開催を要求し、議長が承認したため臨時議会が開催され、市は駅東口駐車場の廃止と駐車台数5台の代替駐車場設置を駐車場条例改正案提案し、議会は賛成10人反対9人で可決しました。

 

そして、この時も主題は駐車場条例の改正であり、ホテルの建築の可否は、審議されないままとなっています。

(投稿者:市内下石戸在住竹村元宏)


●ブログを拝見させて頂いております。私は市内に住んでいて、都内のホテルで勤務しております。地方や都内でホテルの開業をするなど、何軒かホテル開業に携わって参りました。今までの経験からですが、今回の北本のホテル計画は絶対に失敗します。ホテルではなく、市民がもっと有効活用できる場所を提供して下さい。応援しています!

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●元々「居抜き」業者でしょう。まさっさらからちゃんとやるデベロッパーじゃない。行政を相手に、そんな高飛車作戦して自分がハゲタカだってことを暴露しているようなもの。交渉上マイナスだってこと分からないようじゃ企業としても終わっている気がします。もうちゃぶ台返ししかない。

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●議会報告紙第19号の駅東口の駐車場、トイレ?の10月末の廃止は市民の声を無視し、廃止を決定と思います。10対9と言う判定も疑問ですが、普通常識的には必要ですよ。他所から来る人もこの駐車場のことだけは市政を褒めてくれますが、ホテルがあること反対しませんが、市民が犠牲にしてまで、ホテルが必要なのでしょうか?駐車場?とトイレ?廃止を反対します。

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●何にもない北本市ですから、ホテルぐらいあってもいいと思いう。人口減少で消滅するのを待っていてもしょうがない。反対だけでない、地域の活性化を考えてください。



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