工藤日出夫 北本市議会レポート 第155号(2019年5月)

工藤日出夫 1,305票で5期目当選 !

2019年統一地方選 北本市議会議員及び市長選挙終わる

四輪クドウの工藤日出夫 エンジン全開で突っ走る

責任の重さ1,305票の信任

地域政党新党市民の力公認の工藤日出夫は、4月21日午後11時30分ごろ当選確実の報が入り0時30分ごろ1,305票の最終確定しました。5期目の当選しました。

 

今回の選挙は、運転手含めスタッフは5名という小規模でしたが、皆さんが熱心に運動を支えてくれました。すべてはそのことと、何と言っても市民(有権者)のご判断・ご支持のおかげです。改めて感謝申し上げます。

出陣式にお集まりいただいた地域の住民のみなさま
出陣式にお集まりいただいた地域の住民のみなさま

出陣式で選挙の意義を

出陣式は、わくわく公園前でした。マンションの方々や事務所のご近隣の方々にお集まりいただきました。

 

私は今度の選挙の意義、停滞した市政と住民の生活に向き合う議会について述べました。マニュフェスト(選挙用ビラ)を渡し、これからの北本市及び私の政策・決意について、魂を込めて訴えました。

  • 命を守る北本市
  • 人間尊重の北本市
  • 安心医療の北本市
  • 子どもを育む北本市
  • 高齢者が安心できる北本市
  • 若者の夢の実現を支援する北本市

について訴えました。

 

出陣式の後、「四輪クドウの工藤日出夫」の7日間にわたる街宣活動をスタートしました。

出陣式で、魂を込めて演説する工藤日出夫
出陣式で、魂を込めて演説する工藤日出夫

徹底的に街頭演説で

私の選挙運動の中心は徹底した街頭演説。その分、騒々しかったと思います。一日15回(都合100回ぐらい)ぐらい行いました。平成19年の2期目の選挙では、街頭演説を500回行いました。

 

たくさんの人が窓を開けたり、玄関口に出てきたり、通行人が足を止めて聴いて頂きました。医療問題と子どもの命を守る教育改革、高齢者問題には強い反応をいただきました。

選挙ビラを持って演説する工藤日出夫
選挙ビラを持って演説する工藤日出夫

期待を担って三宮市長誕生で市政は ?!

投票率48.64% 前回比 -4.74% 代議員制民主主義の危機 〜 明快な争点のない? 市長選投票率低下の原因か?

新市長 山積の課題に挑む

市長選挙は、新人の三宮ゆきお候補が14,771票で、現職の現王園孝昭候補の12,022票を破り、新市長が誕生しました。

 

私は三宮ゆきお候補と永い交友関係にあり、強力に支援しました。期待を担って新市長誕生。今後の市政進展に期待を高めています。

 

今回の市長選挙は、有権者からよく「争点が解らない」と質問受けました。

 

そういうことからか、選挙は全体に盛り上がりに乏しく、投票率を心配しました。市長選挙にしては、両陣営の運動もやや低調の印象で、市民の関心を呼ぶ公約・キャッチコピーも見られませんでした。

 

これでは挑戦者は勝てないのではないか!と心配しました。

 

しかし結果は、前回比△4.74%の48.64%でこれまでで最低投票率となりましたが、現職が大差で落選しました。

 

それにしても、市議会議員選挙が同時に行われているのに、投票率が50%を割り込んだことは、民主主義の危機と認識しています。何らかの対策が必要です。

市民の生活課題に向き合う議会へ正念場

日高議員2期目、櫻井議員初当選 〜 市民の力3人でスタート

工藤日出夫は、5回目の当選を受け、今後の活動の基本目標を「市民生活に向き合う」ことを改めて強く認識しています。

 

これまでの4年間の仲間の日高英城議員が2期目の当選、さらに新人の櫻井卓氏も当選し、3人で会派(市民の力)を組むことになりました。

 

日高議員は、これまでの4年の経験をさらに成長させることになりますし、新人ではありますが櫻井議員は、埼玉県庁で財政や税務、環境行政を22年間務め、行政を知っている議員として即戦力になります。

 

議会は市の意思決定機関です。それは、行政のチェックと政策提言(バランス)を通して行われます。市長は、議会の決定を「法令に従い」かつ「合理的」に執行することが職務であります。

 

それだけに議会は、常に適正な議決(判断)が求められ、それが議会の権能であると気を引き締めてまいります。

 

我々3人の議会活動に、これからもご支援いただきますよう期待します。

安心安全なまちづくりに

工藤日出夫が提案した政策は、以下のものであり、その実現に力を尽くしてまいります。

  1. 子ども・若者・女性1憶円プロジェクトの推進
  2. デマンドバスの鴻巣・桶川市への乗り入れ
  3. 北本駅東口駅前広場に屋根の設置
  4. 宮内の緑地を公有化へ
  5. 水道事業の公営体制維持
  6. 医療・介護体制の改革
  7. 納骨堂の整備
  8. 人材誘致と起業支援(起業スタートアップセンター設置)
  9. 子ども目線の教育改革市民会議の設置
  10. マンション管理条例の制定

この他にも、久保区画整理事業の早期完了に向けた改革や高齢者の居場所づくり、地域包括ケア、幼児・学童保育所整備と職員の処遇改善、税と行財政の構造改革等課題は山積しています。

 

新しい議会(議員)の責任も、これまでにも増して重いといえます。


編集後記・雑感

2003年の初当選から17年目の議員生活がスタートしました。私は、公約について「議会報告会の開催」は70回を超え、「議会レポートの発行」は155号です。駅立ちも17年目になります。自分でできることはやり続けてきました。これからも、これまで通りに実行します。

 

北本市の政治の危機は、人口減少ではありません。もちろん人口減少は大変大きな課題です。高齢化の問題も決して侮れない問題です。しかし、それ以上に重要な問題があり、その対応こそが喫緊の課題(危機)と認識しています。

 

それは「ガバナンス不全」です。北本市は、ガバナンス力のない市長と議会によって、組織的マネジメント力が働かない体制になっていることです。私が三宮新市長に期待することは、行政機構のガバナンスの回復とマネジメント力の強化です。

 

また議会は、議会基本条例の本旨に沿って、市の意思決定力を活用し、執行部の監視(チェック)と政策誘導(バランス)を適切に行い、市のガバナンスの回復に寄与することと認識しています。

 

北本市は、消滅可能性都市と言われ、市民に不安が広がっています。その不安を一掃するためにも、政治のガバナンスを取り戻し、未来に向けた明確なビジョン・メッセージを出していきたいと考えています。

 

我々に残された時間は多くありません。しかし慌てることなく、慎重に調査検討し、決まったら一気呵成に実行することが求められています。頑張ります。




工藤日出夫議会レポート第155号(2019年5月)
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